2016年のラノベ遍歴まとめ
需要がないけど書くそれがブロガー!
1月1日記念すべき新年初作品は
終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #04
アニメ化が決まりコミカライズも決まり絶好調な感じではありますが、ここではまだまだ終わりに近づいていく段階。ボロボロ泣いてしまいましたが非常に良かった作品であることは間違いないです。
1月26日
超有名なカエル小説。かの天才城平京先生の新作ということで非常に完成度の高い作品であり、キャラクターの特徴とか非常に良かったと思います。カエルに関して詳しくなれます。
そして2月各レーベルの新人賞が……
私的にどうしてこれが売れたんだラノベ。良くも悪くもありきたりで毒にも薬にもならない普通のラノベなんだが……
逆に毒になりかけている新人賞作品「ただ、それだけでよかったんです」学校内のいじめ二転三転する読者を飽きさせない真実。救いようのない物語。フィクションであるがゆえにこの物語は最高のものになりうると思います。
もうひとつの電撃当たり作品ですね。主人公ジョーロくんのぐう聖ぶりとか献身ぶりとか本当によかったと思います。一途さというか真摯さというか、大好きになる主人公だと思います。
そしてスニーカーの新人賞もよかったんです。
あんまりにも幻想的な作品。彩りを全開にする美しい文章。この作品を支えるイラスト、本当に総合芸術としてのラノベ、傑作とも言える作品です。
続いて新設されたノベルゼロの期待作、杉井光(というか杉井光に期待しているだけ)の新作。
ハードボイルド系のミステリ探偵のような何か。こういう裏事情に通じている系主人公は大好きなんですよ! というか、ヤンデレというかメンヘラ系のアイドルヒロインという最高の裏にいる真の最高ヒロイン、いや、読めばわかるよ。
吸血鬼になったキミは永遠の愛をはじめる~Long Long Engage~
こういう感じで傑作が生み出されるなか、かなり途中で打ち切られる作品が多くなりました。その中で五巻打ち切りからまさかの新刊として出た吸血鬼シリーズ番外篇。主人公の娘の失恋譚でもありますが野村美月のこういう物語は最高なのでもっともっと売れて欲しいんだよなあ……あと、ご自愛ください
宝島社からの献本でいただいてあんまり期待していなかったのですが、非常に面白かったんですよねこの作品。ビブリオ古書堂みたいに映画にまつわる話を解き明かしていくミステリー。とっても可愛いヒロインですので皆読もうな。
いきなりとんでもないヒロインが来てしまいましたね、素晴らしいと思います。ヒロインはマルクス主義のとんでもないやつでハンストを決行するなどとっても魅力溢れる人です。オルグされている人を見ると、あれ、これってさほど悪いことじゃないと思っちゃうんですよね。いや、惑わされてる感があるけど。
一方で人気作家の健闘も大きな話題になりました。というわけアニメ化も決まりましたぜエロマンガ先生。
エルフ回のはずなんですが、京香さんが一番目立っていましたね。エロマンガフラッシュとか普通の人間には正気ではできないことですよ。本当に素晴らしいと思います。年増元妹ヒロイン最高かよ……
そして絶好調連続刊行中のかまちーが新作をリリース(いや、またかよとかは積極的になしにしていく方向で)
最強をこじらせたレベルカンスト剣聖女ベアトリーチェの弱点その名は『ぶーぶー』
一巻では設定がシンプルだったんですが、二巻以降が面倒臭くなりつつあるの、本当にあれ。一巻は面白いって褒め言葉ではないですよねえ?
そして我らが主神丸戸史明も負けてはおりません。
お隣さんの嵯峨野さん超可愛いってことで。
タイガがまだ頑張っていたとき、紅玉いづきの新作。いや、とても面白かったですよ。箱にまつわるミステリふうな物語。さっさと新作だしてくださいよ!
そしてFGOのライターに名前を連ねてしまった星空めておのラノベもとうとう完結。異世界漂流譚ジュブナイルの傑作。
ほむらの頑張りが、報われることになって、けど、そのずっと胸の奥で隠していたことが……もう、本当にね……。というか最終巻になってこれでもかって魅力的なヒロインを出してくるの本当にやめてほしい。あなたのことですよ古町先輩!
そして、江波。お前は流石だ!
このとんでもコスプレ超級バトルラノベ最高なんだよなあ。最高のえっちさがあると言っても過言ではない。マジで最高。ありがとうしか出てこない。
そしてまた、売れて欲しい作家だけど売れないんだろうなあを地でいく作家の案の定の奮闘も目立ちました……私は悲しい(ポロロン
いや、二巻の結末を知ってればいいんだけど、けどさあ! 良かったよね! 俺はこういう男前ヒロインの奮闘ぶりはいいと思うよ! たいていは負け犬だけどな!
そして今年の化物作品といえば間違いなくこれ
今回は棋士の年齢制限だったり夢を追うことなどシビアな展開がクローズアップされて非常に素晴らしい作品だと思います。熱さが全開で飽きることなく楽しめる作品であることは間違いないですね。
そしてガガガ文庫はほかのレーベルがやらないことを(ry
異色の学園もの、
スクールカーストものって基本的には底辺でもいいみたいな感じなんですけれども真っ当に下から成り上がっていくって話、滅茶苦茶いいと思います。というか日南さんの努力がガチすぎてやばい。
スクールカーストものは良作が多い法則その2
いや、城ヶ崎ちゃんのおっぱいがえっちすぎるのが悪い。
また、社会人ものの作品も目立ちました。お仕事ものです。
こういう格好いい大人はどんどん増えてくれれば、世界が平和になるんだけどなあ……いやマジで本当に。
また、ここでは小説家もの、としての側面もあるわけでして、かなり心に来るものがあったりするんですよね。
売れる作品、書きたい作品の葛藤とか、いや、本当にやめてお願いしますな感じ。この作品は誰も読まないんじゃないかとかもっとやめて死んじゃう
そしてイケメン主人公たち(死ね)
なんだこのイケメンどもは! 末永く爆発しろ!!!!!!
ラノベ作家ものばかりですがまさかのこの職業も……
というわけで非常に犯罪臭漂う癒し作品ありがとうございます。
そしてこれはアウトなのでは!?
これAV業界を描くとかアウトなのでは? いや、マジで傑作ではあるけれど。
そしてやっぱりガガガがナンバーワン! 宇宙というクソロマンよありがとう! という新作。
こういう作品、僕かぁ大好きなんだよね。何というか、歴史のIF、本来あったはずの歴史、ロマンチズムの塊なんですよ。
人気作家の新作、二作。期待値通りの作品でよかったんですよね。
異業種(エロゲ)からの輸入作品、趣味全開の作品はいいぞ!
カメラとか、すっかり廃れてしまったけれど、こういうロマンがあるんじゃ! あとヒロインが可愛ければたいていは許される。それが正義。
いずれも実力のある作家の作品でどれもこれも素晴らしい(というかそろそろまとめるの辛くなってきた……)ぜひ読んでね! あんまり売れ筋とは言い難いんだよ本当に!
そして個人的な最高作品はこれです
まとめ……疲れましたぐふっ
皆読んでくれよな!!!
ノシ