泣き言 in ライトノベル

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青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない

勝ったな……

物語では、ちょっとくらいご都合主義がすぎるくらいでちょうどいい。とは僕の言なので皆さんも積極的に使っていきましょう。

というわけで凄くよかったとだけ私は積極的に使っていきたいと思います。あの地獄のような空気とともに咲太に救いの手を差し伸べてくれるあの人。というか、麻衣さんがあれほど悟っているのがあれだなあ。

鴨志田先生が織り成す徹底的な対比構造が、本当にきつさを突きつけてくれるよね……本当に因果応報というかやってきたことが全部返ってくるの、辛いし、嬉しいし、もうなんか訳分かんないくらいぐちゃぐちゃになるんだよね。

自己犠牲をして、自己犠牲で返されて、すげえ辛い想いしたかと思えば、

誰かを助けたことで誰かと繋いだ縁で、一番辛いときに助けられたり、

手っ取り早く言えば、最高。

この作品を読んでいると、本当に優しくなろうと思えてくるよね。

やさしさにたどり着くために、わたしは今日も生きています。

昨日のわたしよりも、今日のわたしがちょっとだけやさしい人間であればいいなと思いながら生きています。

最高の台詞だよな。

ノシ