神は言いました、宣伝材料がないなら作ればいいじゃない
というわけで年度も終わりそうなのでラノベを好きになってもらえるような名作(新作)をピックアップしました。まだまだ刊行されたばかりなので全然追いつくことができるぞ!
23回電撃大賞大賞、第二次大戦での汚名と恥ずべき歴史を凝縮したような世界観の中で必死になって戦い続ける少年少女の自由を求める戦いの記録。すげえ熱い物語であり、物語の終局に向けて突き進んでいく彼らを止めることができない自分の無力さに涙するしかない、そんな辛い物語。だけど、信じるものは救われる。
A.CVが茅野愛衣なら余裕。
ギャグ系のファンタジーではあるが、その面白さは折り紙つき。心地よいギャグとまとめるべきところはしっかりとまとめてくるバランスの良さはもう作者の腕を賞賛するしかない。父親が単身赴任でそこはかとない闇を感じさせるが、きっとそこは必殺物語的必然性パワーだと思うので、積極的に目をそらしていこうと思う。
人類初の宇宙飛行士は人類ではない。
吸血鬼というファンタジーを、宇宙開発競争というリアリスティックな現実をかき混ぜることのロマン! 最高だぜ! 最高に可愛い吸血鬼と最高に格好いい宇宙飛行士、宇宙を志す気持ちは変わらず、思わず神に祈りたくもなってしまうファンタジーがここにはある! 二巻が出るので本当に神。吸血鬼作品に遣う言葉ではないかもだけど。いや、マジで神。
なんだよもぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!
ラノベ作家ってイケメンすぎるでしょ。いや、まあ、この主人公がかなり特殊な部類でとりわけてイケメンであることが確定的に明らかな感じなだけだけど、ラノベ業界の辛い現実を容赦なく見せつけていくスタイル、嫌いじゃない。あと、某コーヒーメーカーの宣伝ラノベと化していることも評価したい。
いや、これは素晴らしいね。もうなんていうかある種究極的な相性ゲーとしてのバトルものを書いているわけだけれど、それを感じさせない熱さっていうのが、本当に素晴らしいね。だって、このシステムが卑怯じゃん? あなただけの、オンリーワンの存在。
これに心を惹かれないオタクはそうそういないと思うのですよ。いつかこれが実現されることを祈るだけです。SAOより実現してほしいってやつです。
パイズリ。そう、この言葉だけでこの作品の魅力は語れてしまうのである。その彼女の名前は城ヶ崎楓。個人的には某アイドルゲームのカリスマギャルとか、酒飲みダジャレお姉さんとの名前を想起した。それとおっぱいが大きい。なんとまあ、嫌々ながらも、それでもまんざらではなさそうにもやってくれるに違いない。
青春ものとしてスクールカーストものとして、綺麗な物語を描いてくれて本当に嬉しい。いや、こんなふうに汚してしまって本当に申し訳ない。
作者の趣味をきちんと形にしたとき、最高に面白いことを再認識させてくれる素晴らしい作品。ミステリー的な要素であったり、物語を支えてくれる魅力的なサブキャラ。ひきこもり。最高に可愛いじゃないか。尾木花詩希ちゃん、最高に可愛いじゃないか。
紺野アスタ先生のラノベとしては二作品目であるはずなので、もう一作も読んでみたいとは思うのだけど、うん、まずは続きを出して!
最高にえっちだ。
AV制作専門学校という超特殊シュチュエーションでありながら、女の子はすげえ、えっちだし、ブラインドセクシャリティとも言うべき、えろさなしでえろを描くというよくわからない素晴らしさが最高だ。
えろさをあからさまにするとえろくないというが、これはそういう次元ではない。続き! 出して!!!!!
敵対を宿命づけられた相手、幼なじみの仲間、運命の出会いの少女。
どれもこれもそれだけで一本書けるくらいの濃い、テンプレートなんだけど、それを全部詰め込んでこれを綺麗にまとめたのがすげえよ犬村小六。幼なじみぶっ殺すマンである先生ではあるけれど、誓約で描いたような素晴らしいハッピーエンドを見せてくれ。期待しているぞ?
巨大な相手なんて、ぶっ倒してしまえ!
これは、個人的には今年度ナンバーワンの美しさを誇る物語であると断言できる。
描写力、飾り立てる力。物語というのは単なる事実の積み重ねだけではない。ここでいう事実というのは物語の中で起こったことでもある。事実の積み重ねであるならば、日記であるとなんら変わらない。物語というのは大きく膨らんでいく何かが大事なのだ。
肥大化したそれを僕は美しいと思う。それこそ、心臓の音すら煩わしいほどに。ああ、素晴らしきかな、美しき魔法。空にて輝け。
新機軸のスクールカーストもので、自身のパーソナリティを考える上でも大きな指標として語られるべきではないだろうか? つまり、最高だということだ。よくオタク絡みのスクールカーストはオタクでもいいと描かれることがあるが、これはあれだ。オタクはオタクであるだけではダメであるということだ。オタクを自分を磨かない理由に使ってはいけない。言い換えればオタクだって変われるということでもある。
これは本当に素晴らしい作品なので、ぜひ読んでみて、日南さんのガチっぷりにドン引きして欲しい。
ロボット! スポコン!
ライトノベルにおける二大巨頭タブーを容赦なく描こうとする長谷せんせーには頭が上がりませんわ。素晴らしい。最高オブ最高の熱い展開は間違いなく長谷敏司によって描かれるものだ。個人的には非常に読みにくい作家であるという印象が強いのだが、今回はラノベというスケールに合わせているのか合わせられるようになったのか非常に読みやすいようになっている。そして理解できれば長谷敏司という作家に敵はいない。
あとは物語に浸るだけ。ああ、続きが楽しみである。
以下、今年度読んだ新作一覧。
オリンポスの郵便ポスト
ギャルスレイヤー
ウィザーディングゲーム
琴葉野彩花は占わない
君は月夜に光り輝く
少女妄想中
佐伯さんとひとつ屋根の下
86-エイティシックス-
まるで人だな、ルーシー
リンドウにさよならを
俺の青春を生け贄に、彼女の前髪をオープン
追伸 ソラゴトに微笑んだ君へ
通常攻撃が全体攻撃で二回攻撃のお母さんは好きですか?
月とうさぎのフォークロア。
ぼくらはみんなアブノーマル
おにぎりスタッバー
暗殺候補生
ソシャゲライタークオリアちゃん
月とライカの吸血姫
ラノベのプロ
インフィニット・デンドログラム
わたしの魔術コンサルタント
救世の背信者
友達いらない同盟
自重しない元勇者の強くて楽しいニューゲーム
14歳とイラストレーター
彼女たちが綴じる世界
幸せ二世帯同居計画
僕らはどこにも開かない
彼方なる君の笑顔は鏡の向こう
今日が最後の人類だとしても
サークルクラッシャーのあの娘、ぼくが既読スルー決めたらどんな顔するだろう
尾木花詩希は褪せたセカイで心霊を視る
僕は彼女を攻略できない。
ぼくたちが本当にシタかったこと
アキハバラ^デンパトウ
――ねえ、柴田。
狂気の沙汰もアイ次第
機甲狩竜のファンタジア
やがて恋するヴィヴィレイン
新説 狼と香辛料 狼と羊皮紙
おはよう、愚か者。おやすみ、ボクの世界
Farewell,ours
今日から俺はロリのヒモ
さよなら、サイキック
いつかの空に、君との魔法
魔法使いと僕
BABEL
ステージ・オブ・ザ・グラウンゴ
その10文字を僕は忘れない
めろでぃ・りりっく・あいどる・まじっく
気ままで可愛い病弱彼女の構いかた
ヒイラギエイク
いもーとらいふ
モンスター娘のお医者さん
小説の神様
ストライクフォール
29とJK
一条明日菜の地球連合
ふあゆ
弱キャラ友崎くんLv.1
近すぎる彼らの十七歳の遠い関係
薪割りスローライフをはじめますか? はい/いいえ
0.2ルクスの魔法の下で
くじらな彼女に俺の青春をぶち壊されそうになっています
ノシ