11月のライトノベルな振り返り(一週遅れ)
そんなに遅れてないから。
さりとて遅れていることは事実。まあ、今回は回顧……が多いのであれですが。非常にアレですが。何なら読まなくていいまである。いや、皆買ってね?
『心は少女の形をしていた』
この一文を僕は大層気に入ったわけでありますけれど、この一文に説得力を持たせるための物語の徹底具合が非常に好きなのです。最高かよ。
加藤恵が可愛い。それだけでこの作品は語れるだろうし、何なら店舗特典の詩羽先輩の可愛さにひたすら言及するだけでもいい。
冴えかのはこういうふうに楽しむものなんだなと思う。12巻で血を吐きそうだなと思いつつ。
鋭太の格好良さがとどまることを知らないなあ。ハーレムものの王道からは外れているけれど、こういう覚悟を決めて突っ走る彼の姿は非常に良いと思えるわけであります。誰にでも好かれるわけじゃない。そういうある種のリアルさみたいなものをストレートに書いてくれるのは嬉しいところであります。
初めての唐辺作品なわけでありますけれど、その内容は間違いなく俺がわずかながらに知っている彼の作品の延長線上にあって、非常に楽しむことができました。ホラーというならこっちの方がよっぽどのホラーなんだよなあ。と思ったりもしました。
犯罪! 犯罪! いいぞ! いいぞ!
というわけで社会人ラブコメなわけですけど、とうとうやっちゃったね! 大人しくオフィスラブに精を出すとかしておけばいいもの……というのも僕は派閥としては彼女を挙げたくなるからである。お外走ってくる系女子の香りを感じる。
まあ、色々と胸に刺さることもあるんですけど、それもまた一興。
おまけ
・僕らはどこにも開かない-There are no facts , only interpretations-
まあ、リメイク作品なので俺が敬愛する御影瑛路先生の処女作なわけでして、これは是非とも上げておかねばなるまいと思った次第にございます。璃々子先輩が一番好きなんですよね。個人的には。