泣き言 in ライトノベル

ライトノベルの感想を真面目に不真面目に書きなぐるサイト

ぼくたちのリメイク ver.β3

 か、河瀬川英子~~~~~~~!!!!

 この奇妙な挨拶に心当たりがある人は僕と握手しましょう。澤村英梨々

 

ゲームを好きな、すべての人へ。

茉平常務の策略を掻い潜るため、新たなゲームメーカーにて二つの企画を再始動させた恭也たち、元第13開発部。一癖ある社長、伊知川の下で、企画の立て直しから始めることに。プラチナ世代のメンバーも集結して少しずつでも着実に企画を進めていく恭也だったが、それを良しとする筈もない茉平、そしてサクシードソフト陣営も動き出す――。「もうすぐだ。もうすぐ……何もかもが消える。僕の手によって、消し去ってやる」錯綜する両陣営の思惑。企画の行く末は、そして最後に勝つのは――。ゲームを好きなすべての人へ、いま、ここからもう一度始める青春やり直しストーリー、第3弾!「僕は、ゲームを作ることをあきらめない」

 

 まさかこういう結末に持ってくるとはちょっと思ってもいなかった。そういった意味で意表を突かれたのは間違いない。前回茉平さんの上を上手く越えて企画を脱出させることに成功させたとこからなんだけど、とはいってもそう簡単に上手くゲームを作れるかはまた別の話。

 個人的には伊知川さんが思った以上に大人しくて普通の社会人をしていたのにちょっとびっくりした。この人も普通にゲーム制作上の実務として振り回してくるものだと思ってたから非常に協力だった。シノアキやナナコ、貫之なんかの新キャラ()との絡みが少しあっさり気味でそこはちょっと残念だった。

 そして、当然あのままで終わるわけもない常務の逆襲がまさにやべぇの一言。こういう盤面全てをひっくり返す策謀ぶりは読んでて良かったになりますね。結末はいかにも恭也くんらしくてめっちゃ好きになりましたね。そしてまさかのラスト。

 僕はうぉぉぉーーー!! と叫びました。興奮で、あとがきをほぼほぼ読んでいませんでした。その結果、つい最近、それを知りました。これはもう本編をひたすら楽しみにするしかないですね……。

 

ノシ