泣き言 in ライトノベル

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幼なじみが絶対に負けないラブコメ

珍しい回でしたね。

丸末晴ファンクラブ爆誕!? お、俺にこんなに隠れファンがいたとは……! 可愛い女子たちが押し寄せてくる――これがハーレム主人公の日常かぁあああ!!
 思えば、黒羽は最強幼なじみで、白草と真理愛も誰もが羨むハイスペック女子。この3人と仲良くできるだけで幸せというもの……。しかし! ファンクラブの女子は何かいろいろさせてくれるかもしれないわけで……ど、どうすれば……。
 末晴に女子ファンが押し寄せる緊急事態に、黒羽、白草、真理愛の3人で、まさかのヒロインズ共同戦線が成立!? 彼女たちにもファンクラブが誕生し、もはや収拾不能のヒロインレース第5弾!

 普段って今回の総括ってことでエピローグで野郎二人が話をするシーンがあって誰々がリードしたとか、そういうのをするんですが、今回はそういうのじゃなくて溜め回な印象でした。

 ファンクラブが出来て、それをどうするかっていうのが大まかな流れなんですが、結論は阿部先輩の言う通りですね。哲彦の完全敗北。ヒロインたちはさほど変わらず、主人公は身辺整理。これまで強キャラ感を出していた哲彦の弱みを出しつつライバルキャラの登場を示唆する辺りその傾向は顕著ですよね。

 その意味でこの巻だけでの面白みはちょっと弱かったかなと感じる話だった。よくある遅れて来たタイプのヒロインがもったいないとも思ったからこれからあのキャラをどうやって生かしていくのかも気になるかな。

 何だか、終わりに向けてまとめ始めているような気もしないでもないけど、でも、あんまりだらだら続けるのもどうかと思うし悩みどころではあるよね。というわけで次回に期待。

 

ノシ