泣き言 in ライトノベル

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ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい

一見上手いようで好みには合わなかった感じ。

照れ屋な先輩と純情な後輩。すれ違う二人の赤面120%照れかわラブコメ!

放送部部長の花梨先輩は、上品で透明感ある美声の持ち主だ。美人な年上お姉様を想像させるその声は、日々の放送で校内の男子を虜にしている……が、唯一の放送部員である俺は知っている。本当の花梨先輩は小動物のようなかわいらしい見た目で、かつ素の声は小さな鈴でも鳴らしたかのような、美少女ボイスであることを。
とある理由から花梨を「喜ばせ」たくて、一日三回褒めることをノルマに掲げる龍之介。一週間連続で達成できたら、その時は先輩に──。ところが花梨は龍之介の「攻め」にも恥ずかしがらない、余裕のある大人な先輩になりたくて──。
照れてる先輩がただひたすらかわいい、赤面120%な照れかわラブコメ! 

 良さそうで悪くないけど、あんまり良くはなかった。個人的にはもう少しいい感じに仕上がってくると思っていたけど、うん、まぁ、な出来でした。別に一日三回のところが悪いわけではなく、むしろコンセプトしては非常に優れていたんじゃないかと思いました。

 いや、だからね、野球部だから一日三回って知ったとき、いや、そこまでそれだけというわけではないだろうけど、こう、もう少しやりようはあったんでないの? そこはもう少しこだわってほしかった。主人公の挫折も近年では唐突さと安直さを感じてしまう。あんまりトレンドではないかなって印象。

 

ノシ