あぁ、この世にこんなバカがいれば世界は平和だろうな
吸血鬼を倒すために吸血鬼を用いる
物語においてはありふれた設定だけど、実力ある作家に書かれるときつなぁなあ
吸血鬼に対する差別はもちろん、自らのしたこと、同種を殺すことへの葛藤がかなりエグい
けど、そういうときに主人公の底抜けの明るさというかバカさがすげー頼りになる
というか、この作家はいちいち任侠みたいなキャラを出さないと気がすまないのかね?
主人公の優しさが潰される……ってことはないと思うんだけと、主人公の優しさにヒロインの潰されないようにしてほしいかな?
ノシ