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時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん4

お久しぶりにブログ画面を立ち上げたところ、1月から更新していませんでした。マジか。

終業式の後、晴れて名前で呼び合う間柄となった政近とアーリャさん。
気恥ずかしさから互いに煮え切らない態度で悶々とした時間を過ごす中、遂に待ちに待った統也主催による生徒会合宿がはじまった! 
豪華絢爛な別荘宅とプライベートビーチ、夏祭りに花火と輝ける青春謳歌する生徒会メンバー達。
 リゾート地でのロマンチックなシチュエーションと非日常感に高揚したアーリャさんは挑発的な笑みを浮かべていて――。
「それで? 政近君は、どこにキスしてくれるのかしら?」
 悶絶しそうになるほど刺激的な駆け引きを仕掛けてきて!?
 ロシアンJKとの青春ラブコメ、ちょっぴり過激な夏休み編!

 

ロシデレもついに四巻。なろう時代の短編は軽く読んだことがあったのですが、よくもまあ短編向きの内容からここまで話の大筋を構築できたなぁと思います。

そもそも「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」の略称って「ロシデレ」なのか「ろしでれ」なのかいまいち覚えてないんですよね。なんかTwitterのトレンドに乗らないっていう理由で変わったのは覚えているんですが。

今回は生徒会選挙という大筋とは少し外れて政近の過去に少し触れる展開でした。いや、海に行ったりしてましたけど。まあ、あくまで軽く触れる内容なので流れとしてはどこかリリーフ回的な内容がメインでした。まあ、えっっな内容とか言ってた気がしますしそういうことでしょう。個人的にはえっちな展開は嫌いではないのでいいぞもっとやれな気分です。そもそもアーリャさんのπが肥大化しているのではないか議論はもっとやっていいとは思っているのですが。

ある程度のお色気要素はあくまでアーリャさんとの恋仲を改めて考えつつ、それを認めるためには過去に触れなければいけないという流れで政近を掘り下げて満を持しての新キャラ登場という展開はマジで良かった。燦々SUN先生はラノベが上手い。

というか、僕の見間違えがなければロシア語を喋れるヒロインの登場ってボソッとロシア語でデレるアーリャさんを完全に殺しに来るキャラクターだと思うのですが、なんてひどいことをするんだ、と思いますね。

本当は喋れたのにそれを言い出さなかった政近も本心を知られてしまう&知られていたことを知られてしまうアーリャさんもマジで大変そうだな。

箸休め的な展開ながらも次巻への伏線やら期待やらも撒いていたので楽しみにしておこうと思います。