「ラノベファンに質問がある」に答えてみた
●ラノベしか読まない?他の小説は読む?それは何故?どこに魅力を感じている?
魅力の確認と、読者がライトノベルから枝分かれしない事に疑問を持っている。
>ラノベ系統しか読んでいない。有川浩、冲方丁、桜庭一樹、長谷敏司などラノベから出た作家は読む。アニメからラノベに入ったものとしてはどうしてもビジュアルイメージを優先しがちであること、ラノベを読むことは一種の宝探し的楽しみがあるから
●ラノベファンはラノベを一般娯楽小説(定義付けのために一般と称しているだけ)と同じだと思っている?
ラノベファンはラノベを「ラノベ」と別けられて語られる事を嫌っているように思う。
俺自信、ラノベは小説ではなくラノベだと思っている。侮蔑の意識ではなく、小説に求めるものが文章であるならば、ラノベに求めるものは文章から得られる情報だけではないと思うからだ。
>ライトノベルはあくまでラノベ、やはり市場規模で考えればラノベはニッチの産業であるし、ボーダーの作品が一般娯楽小説とされるのはわからなくもないがラノベは「ラノベ」
●ラノベで、パロディ要素が殆どを占めるようなものはどう思っている?
俺はこれに関しては圧倒的に否定派だが、しばしばそういったパロディ乱造系の物がアニメ化されている。
そしてそれがあるからこそ、一般的な作品(定義付けのために)から分けられる事は否定出来ないのではないか。(もちろん他にも分けられる要素はある)
>パロディはそれなりに肯定的、それなりに馴染んでいるなら楽しいが、元ネタがわからないパロディをパロディとわかる書き方で長々と書き続けられるのはある意味苦痛
●ラノベは何故ジャンル分けされない?ライトノベルという呼称は既に不要ではないか?
ラノベはファンタジー、恋愛、ギャグ(?)、ミステリと内部で全く違うカテゴリがあると思う。
しかし語られるときは「ラノベ」だ。これはおかしいし、共通の要素は「ライト」という曖昧なものだ。昨今の「ミステリ」にも同じようなことが言えるが(剛力EXILEのあれとか私の嫌いな剛力探偵とかだ。剛力彩芽が嫌いなわけではないが、ただ単に剛力が出ている共通点がある)
まとめて語られることのデメリットも大きい。外部の認識がラノベ内部のどれかに偏ってしまい、食い違うからだ。
どうかラノベファンのサンプルとして名乗りを上げて欲しい。
>ライトノベルは中高生向けのビジュアルイメージがつくことを前提とした作品である上にジャンルは不問とされている。これは新人賞の応募要項にたいてい書かれている。つまりある程度のカオス性を内包するものである。だからこそ、そのカオスも楽しみの一つとしてみているので無理にカテゴライズする必要はない