泣き言 in ライトノベル

ライトノベルの感想を真面目に不真面目に書きなぐるサイト

妹さえいればいい13

真人間になっていく主人公。

以前、ライターの方とお話した際に、こいつ締切破るくせに平然と偉そうな口ばかり叩くのマジゴミクズではないか、みたいな話になったんですが、すっかり真人間になりましたね羽島伊月くん。

冬が終わり、季節は春。主人公達はそれぞれ、新しい一歩を踏み出していた。新シリーズを発表した不破春斗。出版社ブランチヒルに入社し、ついにプロの編集者となった白川京。大学のTRPGサークルでオタサーの姫と化した羽島千尋。そして10万文字のラブレターによって何かを掴んだ伊月は、今度こそ本物の主人公になるべく精力的に小説を書き続けていた。ゲームして旅行して酒を飲み、仕事して、恋をする。同じようで変わりゆく、新しい日常が幕を開けた。大人気青春ラブコメ群像劇、いよいよ最終章―前編!!

つーか、京の悩みが分かる人はふつーに居ると思う。若いときは勢いだけで行けたけど、下手に業界の知識を入れてしまったら、特に面白みのない人間になってしまったとかいうタイプ。辛すぎ。

心に刺さりすぎる。

頭の良い馬鹿になれればそれはベストなんだろうけど、イヤ本当に、クソ面倒なことをばかりやって、少しも前進している気すらしない感じなのが本当に辛いというかミスばっかりでマジで辛いとか、本当に嫌になるというかあーもうマジムリリスカしなきゃ!

というわけで面白いので読むと良いですよ。

ノシ