すべての愛がゆるされる島
なにこれ、普通に素晴らしいんですけど
なんというかなんというか、杉井先生っぽくない
同性愛、近親愛、不倫愛
すべての関係が、本当に愛し合っていれば認められるというその島
その島に訪れた父と娘、姉と弟
愛なんてないと証明しに、愛があると証明しに
と書いていくと本当にぽくない
主人公が鈍感ヘタレでもないし、ヒロインがテンプレツンデレでもない
ただ、読み終わったときにはひたすらにやられたと思った
緻密に計算された物語であり、
狂おしく痛ましい愛の物語である
そして僕は思うのだ
作品に作者の人格って関係ないわ
ノシ