泣き言 in ライトノベル

ライトノベルの感想を真面目に不真面目に書きなぐるサイト

6番線に春は来る。そして今日、君はいなくなる。

とても良かった。

こういう話は酷くありきたりで、ともすれば恐ろしいくらいにつまらない話になる可能性を多分に孕んでいるわけだけど、そこは大澤めぐみを信じて購入したのだから、まあ、予想通り、予想以上によかった。

軽快な語り口というのは一歩間違えればクソ寒い蘊蓄、欠伸がでるようなどうでもよさが出てきてしまうわけで、それは受け手によってもズレがあるわけで、僕にとって大澤めぐみはそういう対象じゃなかったから、決して万人に受けるわけじゃない……と思う。

それでも今回はおにぎりスタッバーとかひとくいマンイーターに比べれば格段に一般受けする作品になっていると思う。一般受けちょー大事。売れないと作品を書かせてもらえないからね、仕方ないね。

4人の高校生にスポットを当ててあるあるな共感しやすさ、それでもきちんとドラマを作ってくるのは流石なのでぜひぜひ読むべき。というか、読んでくれ、お願いします。大澤めぐみは凄いんだぞ?

ノシ