文句の付けようがないラブコメ5
やりましたよ、プロデューサーさん!
まさか、
「話としては面白いんだけど、そろそろ全体の流れを進めてくんないと困るっていうかぁ」
みたいなことを書いたら本当に進むとは思ってもいませんでした。
今回は楽しさの裏には悲しみがあるっていう物事の道理ってやつがすげー簡潔に表された感じでいいと思いました。
ただ、この作家の良くないところ(※個人的に好きではないところ)として感情の描きかたが凄く薄い(※個人の感想です)っていうのが挙げられる。
もちろん、理屈としてはわかる結末としてはわかる。けれど、それまでの過程の描写があんまり自分好みではないっていうだけで。悲劇的な人生を歩んできたセカイに対して嵐のように物事をなぎ倒していく主人公が好かれるっていうのはわかるけど、三人称中心の説明では伝わらないんだよなぁっと。
もっとも全体構成としての話は大きく前進する見込みなので次巻以降も首を長くして楽しみに待っているとしましょうか?
ノシ