泣き言 in ライトノベル

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やがて恋するヴィヴィ・レイン6

やばい、最高かよ。

はじめまして。また、会えたね。 

史上最大の会戦に勝利したジェミニ率いる神聖リヴァノヴァ帝国軍はバール川を越え、ルナ・シエラ共和国領への侵攻を開始した。
撤退する共和国軍の直上を飛行する戦艦バルバロッサに乗り合わせたファニアは「尋ねびと」に巡り会い、魔女の口から「星の意志」を伝え聞く……。
上級三隊第一階級「熾天使級」機械兵ルシフェルとミカエル。生命金属の肉体を炭素材装甲で覆った「機械兵の始祖」。二機の機械兵を巡る闘争は、エデンとジュデッカの武力衝突に発展する。
皇帝ヒルデガルダの指揮のもと、バルバロッサに攻撃を開始するジュデッカ竜騎兵隊。
そして、ついに驚愕の全貌を明らかにするワールド・トリガー。
それぞれの思惑を秘めた群雄たちが激突するなか、ジュデッカに堕ちたルカとミズキの運命は……!?
犬村小六が贈る壮大な生命のドラマが、いよいよクライマックスへと……息もつかせぬ第6巻!

ふと思ったのですが、これって完全にハーレムですよね。

前作の誓約が完全にカップル分業制だったので趣向を変えてきた感じです。というか、表紙のヴィヴィが可愛すぎて胸が痛い。これが恋か……俺がやがて恋するヴィヴィ・レインだったのか……

犬村先生の好みは、ずっとそばにいてくれた誰か、ではなく、運命に導かれるように出会った本来出会えないであろう二人……これ全員当てはまるやないかい。と思いつつ、ファニアが一強っぽい雰囲気を出している。

さて、今回の話はヴィヴィ・レインの正体だったり、ワールドトリガーの秘密とか、これまでの伏線を回収しつつ、最終巻に向けてのクライマックスを盛り上げるための展開だった。というか、これ、俺も選べないよ、どの女の子が一番ルカを幸せにできるかなんてわからないよ……。

でも

「おれは、あの壁を壊す。三界まとめて破壊する」

「ならば、わたしが直します。あなたが壊すこの世界を、わたしが築き直します」

このセリフを聞くために俺はきっとこのラノベを買っていたのだ……。

ノシ