泣き言 in ライトノベル

ライトノベルの感想を真面目に不真面目に書きなぐるサイト

飽くなき欲の秘蹟2

 この作品は悪い言い方をすればただ傷の舐め合いをしているだけだ

 けれど読者、つまるところ僕が受け取る印象というのは全く異なる。それはなぜかといえば、落ち着くからだ。

 献身や自己犠牲、尽くし尽くされる関係はどことなく家族のような温かみを感じさせてくれる。誰もが傷を背負いながらそれでも幸せに生きていく、そんなとこが、僕は素晴らしいと思います。

 しょっぽい異能を取引する場所、誘惑や依存、果てには利用されるだけの関係へとたやすく変化する。魅力的なキャラクターが異能との関わりを経て前を向いて歩いていく、そんな物語はきっと心温まるものだと思います。

 今回はアザミさんがめっちゃ可愛かったです

ノシ