泣き言 in ライトノベル

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夜を歩けば1-ザクロビジョン-

あやめゆう先生の期待の新作!

人の雰囲気を視覚化する異能を持つ主人公はビルから人が飛び降りるのを目撃し……

きたあああああああああああああああ

新作だああああああああああああああ

異能者である主人公は念動力も瞬間移動もできない、ただのファンタジー小説としてみればおそらくしょぼい能力だ

だけどそれを使って解決していく様は読んでいて痛快だった

あとこの主人公は凄くあやめゆうらしいと思った

エロを自重するつもりはないし、他人にさほど興味がないし、なにより自分の中で痛みを昇華できる人間だ

誰だって痛いのは嫌だけど、それをきちんと自分の天秤に載せている

嫌だったら何が何でも拒否するっていう自我の確立がきちんとできているという印象

ちなみに個人的に好きなのは

視えない相手だから判らない。そのことが嫌じゃなかった。あなたのことがワカラナイ。それはなんて素敵なことだろう。

というところ。普通ならば相手のことがわかっての幸せなんだけど、異能者であるところの彼らは普通じゃない。だからこそ、判らないっていう普通さが彼らを落ち着かせているのだと思う。

そうそう、今作は6月、8月に新刊がでるようで待たずに楽しめるね!

回収されていない伏線もばらまかれているのでそれらも楽しみにしているぜ

 

夜を歩けば1 - ザクロビジョン (C・NovelsFantasia あ 4-8)

夜を歩けば1 - ザクロビジョン (C・NovelsFantasia あ 4-8)

 

 ノシ