泣き言 in ライトノベル

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スカートのなかのひみつ

女装っ子最高や!

男の娘も、女の子も、そこにはひみつを隠している――。

「面白いものが面白いものを呼ぶんだ。考え方一つで世界が変わる」
高校で同じクラスの八坂幸喜真は、その名の通り“好奇心”に足が生えたような男だ。

謎の棒、植木鉢、そしてボレロ。アイツの行動はいつも何がなんだかサッパリ。
でもそんな“八坂らしさ”が起こすある奇跡のことを、その時の僕らはまだ知らなかった。

「天野、俺たちは飛べるんだ。希望があれば俺たちはどこまでも飛べる!」

世界一の女装アイドル、赤いラインカーの美少女、そして時価八千万円の……タイヤ??
足下を吹き抜ける“蛇の息”が僕(わたし)と私のひみつをさらけ出した時、八坂と“あの子”の愛の物語が幕を開ける――。

第24回電撃小説大賞≪最終選考作≫よりお届けする、初夏薫る疾風青春グラフィティ!! 

とてもとても良い。

スカートのなかを覗いてしまったところから始まるストーリー。小気味良いテンポの会話とぶっ飛んだキャラクターによる群像劇。女装アイドルとか、赤いラインカーの美少女とか時価8000万のタイヤとか色々と面白すぎる。

そういう色物かと思っていると大間違いのクロスポイントとか、こう、二つの人物の視点が重なる瞬間のこう、興奮が最高!

女装っ子の性格が良くなるのは、少しでも印象をよくしようとしているからなのかね?

ノシ