泣き言 in ライトノベル

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冴えない僕が君の部屋でシている事をクラスメイトは誰も知らない #ヤマモトタケシ #アサヒナヒカゲ

倫理観ぴゅあぴゅあ過ぎて心が穢れた僕には心が痛みました。

日陰者の遠山佑希には誰にもいってない秘密がある。それは同級生の高井柚実と「セフレ」だということ。身体だけの関係と割り切っていたはずの2人は、クラスの人気者上原麻里花が遠山に好意を示すことで揺れ始める。

セフレってだけで拒否反応を示す人はいるかもしれないけれど、思った以上にそういう要素が絡んでこなくてぴゅあぴゅあだった(いや、そもそもラノベでそういうのを書けるか!って話)のまあ、読んでもいいと思います。

つまるところ、恋人関係ではない明文化しにくい特別な関係の延長線上としてのセフレなので。そういうセンシティブな表現も使いますよってところではまあ、代わらんのかもしれんですね。

大筋としては主人公に陽キャの方々がやってきて、方々から嫉妬されて…って感じの流れ。キャラ同士の掛け合いは読んでいて楽しかったけど、タイトルに釣られて読んだ立ち場としては物足りなさを感じた。

もっとこう、ドロドロすると思ってました。少なくとも私、身体の関係あるんだわ、とドヤ顔するくらいには想像していた。そういう意味では不満もあるけれど、普通のラブコメとしては普通に面白い作品ではあった。次以降がどうなるかがあれかな。