泣き言 in ライトノベル

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月とライカと吸血姫4

えも……

そして、宙を夢見る彼らは出会う。 

『フライ・ユー・トゥ・ザ・ムーン』の合い言葉が宇宙ブームを盛り上げ、UFO騒ぎにまで発展する一方、月面着陸計画は行き詰まりを見せていた。そんななか連合王国では、『宇宙時代の人類』がテーマの万国博覧会が開幕。『アーナック・ワン』の広報を務めるバートとカイエは『宇宙の平和利用に関するカンファレンス』への参加を要請される。ロケット開発主任のクラウス博士や、若き女王サンダンシアなど、錚々たる面々の参加が決まるなか、あの共和国の英雄二人も急遽登壇することに。
例の行進以来、すっかり仲を深めたバートとカイエ。二十一世紀の未来や宇宙旅行の疑似体験など、仕事を忘れ万博を楽しむ。そして、待ちに待った英雄との対面。二人は未来に思いを馳せ、同じ夢を見る。
―――しかし。
「もはや核戦争は避けられません……ならば、先にしかけるべきです」
東西超大国のいがみ合いが、世界に未曾有の危機をもたらす。夢が消えかけるなか、二大国の若者たちは何を想い語るのか。 
いまだ宇宙に行くことが奇跡だと思われていた時代……これは、宙に焦がれた人と吸血鬼が目指す、三十八万キロという途方もない旅への序章。宙と青春の物語、待望の第四幕! 

好き!!!!!!!!!!!!

というわけで4巻です。そろそろ共和国側に話が戻りそうな流れでしょうか? 今回はカンファレンスということで二組が初顔合わせ。めっちゃきょどっているカイエとバートと比べるとイリナとレフがめっちゃ大人に見える不思議。

東西の冷戦がモデルだから、当然といえば当然だけどキューバ危機もあるよね……。

とはいえ、こうした政治的な理由に負けてたまるか、と奮起する彼らはマジで貴いのでぜひぜひ続いてほしい。あと、漫画版のコミックスも発売決定おめでとうございます。えっちなイリにゃんが見られて大変すばらしいです。

ありがとうございます。

ノシ