泣き言 in ライトノベル

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忘却のアイズオルガン3

可愛くない? 可愛くない!??!?!?

魂の片割れ、欲望のその先に――。 

悪魔が人類の隣人として振る舞っていた時代。魔術師のダヤンと屍人形のアリアは、悪魔退治を生業としながら、旅を続けていた。ダヤンの目的はただ一つ。己が手をかけ、屍人形にしてしまったアリアを生き返らせること。生前の記憶を失った彼女に仇と憎まれながらも、悪魔との契約のために彼女に対して露悪的に振る舞い続ける日々。

そんな中、ついにオスカーの居場所を知ったダヤン。アリアの魂の片割れを持ち、彼女の父親にしてダヤンの魔術の師であるオスカー。その手先の悪魔に招かれ、遠い異国の街を訪れることになる。そこは、魔術師が優遇されているという非常に珍しい街。ハルバートなる有力者が国内外を問わず優秀な魔術師を集めているらしい。しかし、誇らしげに魔術の恩恵を語る住民たちに紛れて、人に扮した悪魔が街中を闊歩していた。その背景にオスカーの存在を直感したダヤンはさっそく調査を開始するのだが、彼の前にルピナスと名乗る謎の少女が現れる。一方、アリアは徐々にダヤンに対する気持ちに悩み始めていて……。

悪魔を喰らう魔術師と哀れな屍人形の旅路。忘却の果てに垣間見る、魂と契約の物語第三集。

何というか、こういう普通の幸せなエンディングって珍しいですよね。こういう数が決まってて集める系って絶対途中でつまんなくなって打ち切りor読まなくなるんですけど、今回はきちんと完走できました。

いや、正直打ち切り疑惑も無きにしも非ずだけど。

俺としてはあんまり好みの展開ではないけど、好きっていうまあ、微妙というか評価に困る作品。何というか、少女漫画っぽい。作者さんは多分女性だと思っている。いや、そんなんわからんけど。あくまで予想? みたいな。

でも、この作者の作品は結構好きなので、次回作に期待かな?

ノシ