泣き言 in ライトノベル

ライトノベルの感想を真面目に不真面目に書きなぐるサイト

いずれキミにくれてやるスーパーノヴァ

零真似先生のハイセンステクストやばいっすわ

 宇宙から墜落してきたお姫さまは――僕の「妹」になった。

他星のお姫様を自称する「スピカ」とのトランシーバーを使った会話だけを楽しみに生きる高校生のイズミ。彼の日常はスピカが地球に「墜落」したことで一変した。その日から自転車や人は空を飛び、スピカはイズミの妹だと認識された。改変された世界と甘えてくるスピカを戸惑いつつも受け入れたイズミだったが、今度はスピカを狙う別の宇宙人が現れ――「おまえは『この星』にいていいんだ」
宇宙人と「妹」を巡る、青春ファンタジー。

いじめをするクラスメイトを藪蚊に例えるのはまあ、よくあることとして、ぶーん! をやらせるとかマジセンス高い。

さて、前回と一緒で、ややハイセンス気味なテキストを前提というか、今回は頼りすぎな感じがしますね。本当に。こう、登場人物少なくない? 4人で完結している話だなぁ、おいみたいな。

いや、全然楽しめましたけどね。

普段、とりとめもなく、負け犬根性を全開させていく主人公が、守るべき存在のために頑張れるというのは王道主人公って感じですよね。零真似先生が書くとこれっぽっちもみじんも感じられないのはちょっと不思議ですよね。僕はとても好きだ。

続きが出そうですが、一体、どうなるやら……