泣き言 in ライトノベル

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ゼロの戦術師

誰だ! 魅力はすみ兵のイラストだけだって言ったやつ!

突然人類に発現した異能の力“刻印”によって、才能の優劣が決まる世界。特級戦術師という偉大な父の血を引きながらも、生まれつき“ウィアド”のエルヴィンは、軍学校の落ちこぼれ生徒。そんな彼がある日、十年に一人と言われる特殊な才能を持つ幼なじみのアーデルハイトと共に極秘任務に就くことになり、旅先で新雪のように輝く白い髪をもつ不思議な少女ネージュと出会う。この二人の出会いが世界の歯車を動かし、戦乱の世に変革をもたらすことになろうとは、誰も予想していなかった―。数奇な巡り合わせから新たな歴史を刻んでいく少年少女たちを描く、魅惑の正統派戦記ファンタジー、開幕!

こいつです! 

mayakun.hatenablog.com

というわけで感想。基本的には頭のいいキャラクターが好きなのですが、こいつら物分かりが良すぎるのでは? というくらいに決断がポンポン進んでいき、同じくらいサクサクでストーリーが進行していった。

全然悪いわけではないけど、もう少し物語を味わいたかったのが本音な感じ。こう、リニア(乗ったことないけど)に乗ってばー! って進んで速い速い! って興奮していたら速すぎて景色を見逃してしまったみたいな。

それはそれで楽しめたから別にいいけど、もっと、こう……スルメでもええやろ! って感じ。味合わせて!

個人的にはキャラクターとかも嫌いではないけど、そこまで好きというほどでもないかなと思う。全体的に言える話だけど、薄味。もうちっとどっしりとした話が好みなのです。いや、面白かったけど。

ノシ