泣き言 in ライトノベル

ライトノベルの感想を真面目に不真面目に書きなぐるサイト

終わる世界の片隅で、また君に恋をする

幼なじみぇ……

よかった。

とてもとてもよくある設定で掃いて捨ててしまうくらいにはありふれている設定ではあるけれど、やはり書き手の力量は本当に素晴らしいので良作に仕上がっているのは本当にいいと思うんだ。

全ての人に忘れられてしまうという設定自体は普通で必ずしもとまではいかなくてもほぼほぼ悲劇的な結末を迎えるのだから、じゃあ、どういう道を歩くのかって話。だから、ここにたどり着く事はわかっていて、もちろんのことこういう評価をするからには歩き続けた道もいいものだと思ったわけで個々人の想いをきちんと描いて、それにどう触れていたのかとなるのは素晴らしいわけよ。

まあ、幼なじみの影の薄さはほんとあれだったけど。

ノシ