泣き言 in ライトノベル

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弱キャラ友崎くんLv.2

やべえ、一巻でよくできたハウツー本だと思ってて完全に油断した。

正直なところ、凄く泣きそうになった。めっちゃ感動して、泣きそうになった。本当に、描かれているのが、綺麗な青春で、眩しくて、温かくて、たまに刺さったりするけど、それでも結局は、優しい世界なんだなと。

水沢くんがいいキャラすぎたね。本当に世界がコロコロ変わって、これがリア充の世界なのかといいやつ過ぎてこいつホモかと思ったわ。ホモじゃなかった親友キャラになりそうな感じがしてる。というか初めて文也という名前で読んでくれたのが男ってどういうことなのよ……感違いであってくれ……

完全にみみみ回なんだけど、本当によかった。月並みな言い方? 知るか、皆ガルパンはいいぞとかそんなことばっかり言ってんじゃねえか! 何というか、今回は友崎くんの成長がリアルに感じられた。言われたことを着々とこなしていった一巻とは違って、友崎くんが一生懸命に考えて、ひねり出した結末が本当によかった。何というか、軍記物における軍師役というか、内政役というか執務官というか、特に自分では何もしてないのに適切な人を適切な場所にという結末に導いてくれてよかった。

日南との友情と、憧れが、こんがらがってうまくいかなくなるとかは読んでいて凄く辛かったりするけど、それでも、こういうハッピーエンドの終着点にたどり着いてくれて本当によかった。おめでとう、友崎くん……というかこれだけ頑張ってLv.2なのか……マジか……。というか一体誰にフラグが立つんだろう……どうなんだろう……

ノシ