泣き言 in ライトノベル

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紫色のクオリア

読んでいて物凄く既視感があると思ったら、これまどマギだ。
もちろん、根本にある理論だとかは結構違ったりする(まどマギエントロピーが中心で、こっちは平行世界論)んですが、大まかな流れはかなりそっくりだと思います。
まどマギ、影響受けたんだろうなあというのがひしひしと伝わってきます。だって面白いんだもん。これをタイムリープものと言っていいのかは判りませんがトライ&エラーで大切な人を救う展開は手に汗握りますし、過程においてどんどん人間離れした存在になっていく主人公を読んでいるとちょっと悲しくなります。
そして、あの場面において認識してしまう、されてしまう、の関係は凄くいいと思います。佳い百合でした。

ノシ