泣き言 in ライトノベル

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この恋と、その未来。-二年目春夏-

あれ、なんだこの重々しい展開は……

むしろ、重苦しさしかないわけだが。

常日頃から、自分自身寛容でありたいと思っていた

セクシャルマイノリティに対しても、それは変わらなかったりする

けれども、このラノベに描かれている主人公に対する男尊女卑や、あるいはセクシャルマイノリティに対する偏見というものを、どうしてか認容することができない

それはつまるところ、結局のところ、自分が寛容であれることに対してのみ寛容になれるのであって、自分が理解できないことを認めることができないのだ

こうして、作中のように未来に諭されてようやくほんの少しだけの寛容さを取り戻すことができる

自らのことをクズだクズだと蔑む主人公にほんの少しだけ自らの卑屈さを許容できるようになってほしい

寛容さをちょっとだけ捨てて、彼に自分の気持ちを押しつけたくなるそんな二年目春夏でしたとさ

ノシ