泣き言 in ライトノベル

ライトノベルの感想を真面目に不真面目に書きなぐるサイト

青春ブタ野郎はおるすばん妹の夢を見ない

本日のゲストは神田空太さん、神田優子さん、椎名ましろさんです

ってふざけんなあああああ!!!!!!!!

はい、キレましたマジギレです

鴨志田一っていう小説家を凄いと思っていながらも、まだまだ甘く見ていたんだなと痛感させられています

この巻のヒロインは梓川かえでです(既読の方はよくわかっていると思います)

正直、彼女の存在を見誤っていたと思います

前作さくら荘のペットな彼女に登場する主人公の妹に神田優子がいました

お兄ちゃんラブなところとか、かなり似ているなあと思います

言ってしまえば、ちょっと代わり映えのない感じで聞き分けのいい子だなあというぐらいの認識でした

思春期症候群のことがあっても大きくその印象は変化しません

ですが、この巻を読めば、その印象は大きく変化します

そして鴨志田一という作家がどれだけ物語に対して真摯であるか、というのを痛感させられた気がします

前作の妹キャラを踏襲しつつ、ベースアップをする

それはきちんと欠点を見直して改善しようという気持ちがなければできません

というか、彼女だけ業が深くありませんかね?

これは本当にどうしようもないことだし、この問題は解決すらしていない

次巻以降彼女と咲太の関係がどう変わっていくのか非常に気になるところです

が、そうは問屋は卸してくれません

そう、我らが国民的女優桜島麻衣さんについてです

我らが桜島麻衣はまさしく理想的な女です

好きな男のためにその周りの人間関係すらまとめて気にかける麻衣さんはマジ天使最高だぜ

前巻において爆弾を投げてきた翔子さんとまさに直接対決です

負け犬臭が漂う正妻ヒロインの桜島麻衣さんの勝利を一読者として祈っています

そして、おそらく次巻が大きな山場になるのではないかと思っています

なんだったら咲太と麻衣さんが別れるなんてこともあるかもしれません

それだけ今巻で起きたことは激烈といってもいいでしょう

彼女と麻衣さんの関係がその一因とならないことを

そして、咲太の思春期症候群も大体出てきたかなあといった具合ですもう一度、一から読み直してみようと思います

P.S

今回はとてもネタバレに気を使いました

実際に読んでみてああ、と思って頂ければ幸いです

ノシ