終末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? 2
実力のある作家には独特な空気というものがあるのではないか、そんなふうに思ったことがある
そのことを読んでいて心地いいなんて言い方をしてやべぇこの作家いいわぁなんて言ったりもしている
そして、それは大体が現代世界を書く作家ばかりでファンタジーということになれば、いかに自分の世界に合わないんだなんて思ってばかりいるのだ
前置きが長くなりましたが、この枯野瑛の描くファンタジー世界はなるほど確かに居心地がいい
言葉にし難い面白さがある
綴られる地の文にどっぷりと浸っていたいと思う
そういういつまでも読んでいたい、そんなふうに思わせてくれる作家のことは希少で凄いと思うし、とても追いかけたくなったりするのだ
最後にはこうやって締めくくるのが、ベストというものだろう
ああ、面白かった、ってね
ノシ