泣き言 in ライトノベル

ライトノベルの感想を真面目に不真面目に書きなぐるサイト

ひとつ海のパラスアテナ

これが生きるということなのか……

タイトルのとおり、この物語の世界観として陸は存在しない

文字通り世界が一つの海でつながっている

文明が滅んだ世界で海の上で生きていく少女たちの物語

生きる

それだけのことを今の社会では比較的容易だ

原始的環境に投げ出され生きていく……そんな荒波に揉まれて研磨されていった命の宝石はとても綺麗だ

というか、カエルが死ぬだけで泣きそうになるとは驚いた

過酷な環境で生きようとする少女の物語が前半

後半は少女たちの物語である

海をたゆたいともに生きていく少女たちの記録

正直な話、何度も卑怯だなぁと思わされた

これは面白い

が、最後の展開がどう考えても超特急過ぎて無理やり続けさせようとする意図が半端なかった、ちょっと減点

ノシ