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幼なじみが絶対に負けないラブコメ2

人気イラストレーター柏木エリ先生も愛読! 幼なじみラブコメの傑作!

という煽り文を思わずつけてしまった。

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画像:柏木エリこと澤村英梨〇さん

 

 幼なじみの黒羽に告白し、見事玉砕した俺。死にたい。フラれるってこんなに辛かったのか……っていうか、あそこまでいったら普通OKするだろ! 笑顔で「ヤダ!」ってなんだよ! マジで女子の気持ちわかんねー。でもまてよ、白草は俺のことが好きなんだよな……今ならイケる……?のか……いやいやいや、ダメでしょ。もしまたフラれたらと思うと怖すぎるし。
 そんなモヤモヤ爆発の俺のもとに、子役時代の後輩にして理想の妹、桃坂真理愛が襲来! 玄関開けたら1秒で「おかえりなさいお兄ちゃん!!」っていったいどこのラブコメだよ!?
 末晴に芸能界復帰の話が持ち上がり、ヒロインたちの思惑が交差する、先の読めないヒロインレース第2弾!

 

というわけで策謀系ラブコメとして人気の『幼なじみが絶対に負けないラブコメ』 

最近こういうの増えたよね。恋愛を勝負事に繋げるっていうネタはいわゆるオタク業界における負けヒロインみたいな言い方を若干メタっている感じ。『かぐや様は告らせたい』もそうだし、『五等分の花嫁』も単なるラブコメだけで勝負しているわけではないのがグッドだよね。

純粋なラブコメだけ勝負っていうのも今の時代なかなか厳しいものがあるから、こういう作者の得意分野を生かせる展開はグッドだと思います。二丸修一の良さと言えば策謀だからね『ギフテッド』。

今回も本編中で指摘がなされているけど、作品内のバランスを取ってきたな、という印象。ラノベって基本的に綺麗に完結してくれることはほぼほぼないし、いつの間にかでなくなっているか、いつまでも終わらないのどちらかがほぼほぼなので、この作品はどんな風に着地するのかな? って正直思います。

というわけで二丸先生の新作が売れて僕は嬉しいので大勝利です。

 

ノシ