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エイルン・ラストコード ~架空世界より戦場へ~ 8

辛い。

サクラノツルギVSエイルンコード 大激突!

人類の悲願だったマリス群生地攻略に成功したエイルンコード。激戦の後の僅かな平穏。そんな中エイルンコードにスイスから極秘の依頼が届く。彼らはヘキサの刻印を除去し、人に戻す研究を進めており、それは最終段階へと進んでいた。依頼内容は実験終了までの研究施設と研究員の警護。しかし、『俺たちは急いでいる。どいてもらおうか、エイルンコード』2番機【バージンエリー】、4番機【猿王】、6番機【AGF31】、19番機【悠陽拾型】など総勢7体のサクラノツルギのネイバー軍団が強襲してきて――!? 爆発する爽快感! とにかく熱くて、火傷する、新世代ロボットライトノベル第八弾!

言えないことがきっかけになってどうしようもない悲劇的な展開を回避できないというのはいやはや悲しい。途中からは予測できすぎるけどな。何だかんだでクソ雑魚ぼろ虫扱いされていた国連のお偉いさんたちもこの辺りで格を上げた気がする。いや、戦争という面では勝てないけど。

そういった謀略を巡らすことしかできない大人たちの姦計にはまって危機に陥ってしまうのもやはり主人公だなと思うわけですよ。何というか、こいつら根がウェイなんだよな。良くも悪くも素直というか。

いかにもなんだよ。もう少し頑張ってほしいとは思わずにはいられないけど、ここ一番での熱さは間違いなく本物。大和とか、冷静に見ればいや、お前それ自業自得やん……ってなるけど、気にしてはいけないのだ。

ぶっちゃけ物語としてはとても好き。

ノシ