泣き言 in ライトノベル

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俺を好きなのはお前だけかよ8

サンちゃん回!

 あの夏の日。その少女は、俺の心を奪った。そして、突然いなくなった。

おいジョーロ、知ってたか?
勝利の女神』ってのは、体育館裏の木の上から、突然落ちてくるんだぜ。しかも、元気な『お姫様』の姿でな。
ズケズケと俺の心に踏み込んでくる天真爛漫なお姫様。ピッチャーとマネージャーとして互い距離を縮めていった……はずが、ある日突然、お姫様は『さようなら』を俺に告げ、目の前からいなくなった。
なぁジョーロ。俺はどうすればいい? あれが、彼女の本心なのか? え?
……ははっ。そうか、そうだよな。俺のやることはひとつだよな。
――っつうわけで! とある臆病な野球少年と、そいつを慕う自由奔放な女の子、俺達が過ごした一夏の物語を……まあ、聞いてくれ。

悔しい。

これほどまで普通の展開だったのに、面白いと思わせてきてくれるのが、本当に悔しい。アネモネが可愛いこと可愛いこと、ついでに言えば、一華も可愛い。なんだそれは。

さて、相変わらず野球推しの本作品。

サンちゃんの頑張りがこういう形になるの、本当に貴いしか言えないんですよね。

普段は色々裏での活躍が目立つサンちゃんがその名の通り、表に出てくるのとても良いと思う訳ですよ。次回はジョーロに戻ってくるみたいですが楽しみです。

ノシ