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学園交渉人 法条真誠の華麗な逆転劇2

ゼロ・トレランス制度は初めて聞きましたね。

 「生徒会長、あなたの“正義"は独裁者そのものだ! 」
依頼解決率100%、鉄の校則をねじ伏せ、少年は依頼を完遂する! 


法外な報酬と引き換えに学園内のどんな問題も解決する男、法条真誠。彼のもとに、生徒会長の御法緑を学園内裁判で訴えたいという依頼人が現れる。彼はかつて緑らが退学に追いやった生徒の弟。とうとう、緑と法条という二つの権力の直接対決が実現するのであった――。
「校則を破ってはいけない」これが学園の最も重要なルール。行き過ぎとも言える緑の厳格なルール運用に疑問を抱くようになっていた花咲華織は、この依頼を通し、緑とも法条とも異なる自らの“正義"で、彼らの歪んだ関係性に斬り込んでいく。
毒舌だけど有能な主人公と、猪突猛進ヒロインが繰り広げる、驚愕の学園逆転劇、第2弾! 

正義とか僕は大好きなもののひとつなので、この作品はとてもとても好きです。正義というのは、だれしもが持っているもので、絶対的なものではなく、相反するものである、というところが好きな理由です。その分、バカが気になったりするんですが。

まあ、必要なキャラクターであることもわかるのですが、学園交渉人を好きな人にとっては彼女はなかなかにいらない子なのでは疑惑を僕は持っているわけです。

いや、まあ、わかりますよ。彼女を削ったらそれはそれは売れない作品になると。

わかっております。わかっておりますとも。

というわけで、今回、あの終わりから期待させる展開ではありましたが、意外と予想外の場所に着地したという印象です。いい話だった。

これで終わるかどうかは不明ですが、続いてほしい作品ですね。

ノシ