泣き言 in ライトノベル

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可愛い女の子に攻略されるのは好きですか?

これは傑作ラブコメだ!

「北御門くん、これは恋愛ゲーム、相手に惚れてしまったら奴隷に、ね」
日本の裏社会を牛耳る南条家の娘・姫沙の罠に嵌り、弱みを握られた北御門帝。そこで提示されたのは、相手を好きになったと認めたら負けの「惚れさせゲーム」だった。
日本の将来を担う政治家の卵である帝にスキャンダルはご法度。
お互いに将来を賭け、決死の思いでゲームに挑むが、姫沙のアプローチに帝はたびたび理性を失いそうになる。それもそのはず、帝は姫沙に惚れているのだ。そして相手に惚れているのは姫沙も同じだった……。
ポンコツ策略家の甘々恋愛ゲーム、開幕! 

あくまでラブコメである。ラブであり、コメディである。

恋愛要素のあるものをラブコメ、という見方もあるかもしれないが、俺としてはそういう場合は恋愛もの、みたいなカテゴライズをしたい。つまるところ、笑えてブヒれる――それこそがラブコメであると俺は考える。

ラブとコメディに己の好みという傾斜をかけて、そこに細部のカテゴライズ(例えば、熱血とか、バトルとか、プラスアルファ)をしていけばよい。

そういう分類をするならば、この作品はコメディ要素が強い。頭が良い、という設定もなんら体をなしていないと断言できる、ヒロインの残念さ(これはもちろん誉め言葉)などは愛らしさしかない。主人公との惚れさせゲームなど勝っても負けても、いや、お前らイチャイチャするだけだろうが! と思わず突っ込みを入れてしまうほどの惚気っぷりなのだ。だって、そのはず。みんな、最近追加した引用によるあらすじを見てくれ。

お互いに将来を賭け、決死の思いでゲームに挑むが、姫沙のアプローチに帝はたびたび理性を失いそうになる。それもそのはず、帝は姫沙に惚れているのだ。そして相手に惚れているのは姫沙も同じだった……。

である。もう一度見てほしい。

お互いに将来を賭け、決死の思いでゲームに挑むが、姫沙のアプローチに帝はたびたび理性を失いそうになる。それもそのはず、帝は姫沙に惚れているのだ。そして相手に惚れているのは姫沙も同じだった……。

何度でも見てほしい

お互いに将来を賭け、決死の思いでゲームに挑むが、姫沙のアプローチに帝はたびたび理性を失いそうになる。それもそのはず、帝は姫沙に惚れているのだ。そして相手に惚れているのは姫沙も同じだった……。

泣きの一回見てほしい!!!

お互いに将来を賭け、決死の思いでゲームに挑むが、姫沙のアプローチに帝はたびたび理性を失いそうになる。それもそのはず、帝は姫沙に惚れているのだ。そして相手に惚れているのは姫沙も同じだった……。

こいつらが両想いであることは公式で明言されているのだ!

どこかの雑誌で告白させる漫画があったと思うがあれと似たような話だと思えばいい。対抗馬となりうるヒロインも大層なぶっ飛び系ヒロインである。

こういうヤバイヒロインは評価が分かれるところだが、清楚の皮をかぶった変態は大歓迎なので存分に抱き枕ですーはーすればいいし、飽きることなくフィギュアをぺろぺろすればいいと思う。

またkakao先生のイラストも非常にシコリティが高いのでお勧めだ。

普段はイラストに言及することはあまりないけれど、お腹の前でハートマークを作るとか「わたしは生ハ〇セッ〇スをして主人公の子供を孕むことしか考えていません」みたいな言葉が聞こえてくるような表紙は大歓迎する。