泣き言 in ライトノベル

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漂海のレクキール

すげええ、よかった。

ポストアポカリプスの大海に飲み込まれた世界の漂流ものでいつもの凄い偉い人を助けにいくとかいう非常に王道の流れだけど、個人的にはそれが素晴らしい。

正体を明かさず偉い人が押しつける事情というのは個人的にクソかなとか思ったりするんだけど、これはそういうことがあんまり感じられなくてかなりヒロインの好感度アップが早くてよかった。

特にちょっとした小物が物凄い活躍するとか、僕は大好きであるいはか細い糸に全てを託すとかそういう感じの展開が、ね? 人事尽くして天命を待つ。

物語の必然に導かれたご都合主義がハッピーエンドを堪能できる、名作よ。

ノシ