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泣き言 in ライトノベル

ライトノベルの感想を真面目に不真面目に書きなぐるサイト

電気サーカス

死ぬほど辛い話だった。

そして唐辺葉介、本当に精神病で書けなかったんじゃないか疑惑を俺は持ち始めている。正直に言って残念でもなく当然である。僕はほぼほぼ世代ではないのでインターネット黎明期に勃興した(正しいのかすらわからん)テキストサイトの管理人が主人公。特に特筆するような事件が起こるわけでもなく、自伝的に主人公の人生を追体験していくかのような流れ。

淡々とした筆致ながら、唐辺葉介のテキストの味わい深さは健在。何だったら、それを楽しむという作品ですらあると思う。

章ごとのテンションが全然違ったりもするのでこの主人公、相当やばいことは伺えるが、僕にとってはやっぱりそれがいいと思うわけだ。

分厚さを感じさせない読みやすさは相変わらずの美しさと現実味を持っているのでやはり芸術という他ない作品。ぜひとも読んで欲しい。

ノシ