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泣き言 in ライトノベル

ライトノベルの感想を真面目に不真面目に書きなぐるサイト

2016年上半期名場面集

別に新刊なくてネタに困ったわけです。

対象は2016年1月1日から6月31日までに発行されたライトノベルです。重ね重ね単に感想を書くラノベがないだけです。新刊買ってないこの時期(講ラ、HJ、靴あたりはあんまり買わないもので)

というわけでいくぞおらー!

1.青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない 第四章 ふたつの道 330p

「僕も、ちゃんとしたいときはあるんですよ」

「咲太はちゃんとしてる」

「ちゃんとしないと、みんなに悪い」

「私だけを見なさい、咲太!」

「変な噂も気にしないで友達になってくれた国見と双葉がいたから、僕は今日までやってこられたんです」

「……」

「僕のことを想って、妹になってくれた『かえで』にかっこ悪いところは見せられない。帰ってきた『花楓』にダサいところは見せたくないんですよ」

「なんで……なんで」

「懲りずに僕の相手をしてくれる古賀や豊浜にも……何度も助けてくれた翔子さんにもさ」

「……」

「僕を好きになってくれた人をがっかりさせるような人間にはなりたくない」

 

感想

やばい書いている間にも泣きそうになってくる。

 

2.週末なにしてますか? 忙しいですか? 救ってもらっていいですか? #5 太陽の傾いたこの世界に、今も -everything in my hands- 326p

「この人は、あたしたちに役割をくれてるんす」

「だから言わなくていいっての」

「<獣>の脅威から浮遊大陸群を守る、最強最後の砦。その肩書きがあたしたちを戦わせてきたけれど、同時に守ってもきた。さっきのデカブツアーマーがいい証拠っすよ。エルピスの連中があたしらをどういう形で遣いたいのか、はっきりと見てわかった」

 実際あれは、大した技術力だった、妖精郷の門を開き、暴走した膨大な熱量の魔力をすべて制御していた。一瞬の爆発としてではなく、稼働時間中は持続する大出力の燃料として扱っていた。どちらにせよ妖精の末路は同じではあるが、そちらのほうが兵器として運用しやすいことだろう。

「だから技官は、その肩書きをもう一度あたしらに渡すつもりなんす」

 アイセアが、わずかに顔を伏せる。

「あのデカブツは、技官――この<獣>に、まったく適わなかった。その<獣>をあたしらが仕留められれば、黄金妖精の戦略的価値は無視してはいけないものだと示せる。少なくとも、エルピスの思惑は完全に外せる」

 あっ、と声を出して、ラーントルクが口元を押さえる。

 アイセアは、目元をぬぐいながら、ゆっくりと立ち上がる。

「……妖精倉庫を守りたい。そのために命を張ってくれてるんすよ、このバカは」

 

感想

だから泣きそうだっ(ry

 

3.りゅうおうのおしごと3 第四譜 中飛車対中飛車

「誰もが譲れない事情を持ってる。誰もが勝ちたいんだ。相手がかわいそうだからって勝ちを譲るようなら、最初から戦う必要なんてないさ。アマチュアのまま楽しく趣味で将棋をやればいい。そうだろう?」

 道場にいるお客さん達を意識しながら、俺は言った。

 将棋を仕事にする必要なんてない。アマチュアのままでも将棋は強くなれるし、勝ち負けにこだわらず自由に、楽しく指すことができる。そんな将棋だって尊いし、正しい。

「どうするかは自分で選びなさい」

 

感想

これ、書いてて思うんですけど、モロネタバレだし、あんまり伝わらないんじゃ……いや、この巻は熱い展開が山盛りてんこ盛りだったんですが、テーマとしてここが重要かなと思いまして。

 

4.弱キャラ友崎くんLV.1 7 スタッフロールのあとには後日談があってほしい

「明日のさ、マリー・ジョーンの試写会のチケット持ってるんだけど、一緒に行かないか?」

 日南は一瞬面食らい、そのあと憎たらしそうに笑った。

 そして俺と同じように白々しく、こう返してきた。

「――ああ、ごめんなさい。明日は予定が入ってるの。行けないわ」

 俺は努めて明るくはははそうか、と笑い、そして割りと心から落ち込んだ。だめかー。

「だけど、まあ」

「……ん?」

 すると日南は、出来の悪い子どもを見守る親のように優しげで、けれどどこかいたずらっい笑みを浮かべて、こう言った。

「このあとなら空いてるから、これから、他の映画でも行く?」

 俺は一瞬頭が真っ白になる。

 そしてそのあと、理由のわからない、猛烈な高揚感のような達成感のような、興奮に襲われた。けどこれはおそらく『リア充に近づいた』とか、『女の子とお出かけできる』とか、そういう理由の喜びではないのだと思った。

 ただ単に、シンプルに、『現実で、自分の努力で、自分が欲しい結果を出した』。そんな実感からくる、原始的な高揚なのだ。たぶんだけど、そんなような気がした。

 

感想

とりあえず友崎くんのレベルアップおめでとうございます。この『現実で、自分の努力で、自分が欲しい結果を出した』っていう文滅茶苦茶好きです。

 

5.リア充になれない俺は革命家の同志になりました 第四章

「そんなに人の視線が気になる? 笑い物にされるのが怖い?」

「……怖いっつーか、なんか、そういうの、嫌なんだ」

「私はあなたを見てるけど、笑い物にはしてないわ」

「!」

「それに、あなたが諦めず不当な搾取に立ち向かおうとする限り、、私はあなたを見捨てはしない。だから敗北や屈辱を恐れず立ち上がりなさい、スクールカースト最下層のプロレタリア」

 

感想

格好いいよな、真っ赤だけど。真っ赤だけど。真っ赤だけど。