泣き言 in ライトノベル

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星の王子さま

諸事情により読んでみたのだけれど、面白いっていうよりすごいって感情が先行する。非常に為になった。

星の王子さまといえば「大切なものは目に見えない」というのが名言すぎる名言として世界を渡り歩いているわけだけど、むしろそこじゃないところが個人的には気に入りました。

凄く気に入ったフレーズが「きちんと決めてあるから、ある一日がほかの日と異なる。ある時間が、ほかの時間と異なる」というもので、凄く身につまされるというかわかる! って声を上げたくなる、実感の伴わないまま感じていたことだなあと。

普通に感動できるのが、むしろ驚いた。しっかりとテーマをぶれずに書き続けてラスト付近は本当に寂しくなる。やはり生き残っている文学って生き残ることができるくらいにはやはりすごいところがあるんだなと再認識しました。

ノシ