泣き言 in ライトノベル

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冴えない彼女の育てかた9

 初読は酔っ払っていて良かったことしか思い出せない……

 あえていいわけするならbookwakerの書式が悪いってこともあるけど、まあそれは置いておくとします。あそこには当日12字から作品を読めるということしか期待していない。皆さんもあそこで読んでから新刊をとら、メイト、ゲマズ、メロブなどなどと買いに行く(特典を集めていく)やり方をお勧めします。それはもう作者たちも大助かりですから!(ちなみに、メイトがカード、ゲマズが美智留小冊子、とらが英梨々小冊子、メロブが詩羽小冊子です)宣伝終わり

 今回はちゃんと英梨々回です。まあ、強いて言えば前巻からのこじれた関係性を修復するための前準備みたいなもので、当然ながら恵さんも表に出てきたりします。

 これを読んだ感想としては本当によかったなあっていう作中で倫也くんが抱いた感慨と全く変わらないもので、なんというか没入感がやばい。俺と倫也くんが完全にシンクロしてた。それはあくまで物語に出てくるキャラクターの幸せを本当に良かったなあって感慨と共に口にできるもので、こじれた英梨々と恵の関係性がきちんと綺麗な方向性に向かっていくのを読んで嬉しくなった。

 強いて言えば我らが暗黒ラノベ作家霞ヶ丘詩羽先輩は、ちょっと出番が少なかった。確かに人気的な面を見れば、必ず出した方がいいキャラクターなのかもしれないけれど、言ってしまえばぬるま湯に浸かっている気分になってしまう。ヒロインと主人公のイチャイチャは読んでいてい凄く楽しくはあるけれど、胸が締めつけられるような、本来求めていた香りとはむしろ遠ざかっていってしまう気すらする。いっそのこと、一度お休みでもして、しかるべき当番回で本気を出していただくみたいな感じでも、一向に構わないから、丸戸先生一度ご考慮していただけないでしょうか、どうせエゴサしているんでしょう?

 次巻はナンバリングタイトルから外れて、ガールズサイドみたいな感じのテイストになる模様。まあ、あとは若い二人に任せるといった具合にこの巻の影や次の巻との間に頑張ってくれているヒロインたちの物語ということになるのでしょう。

 そういえば、友人が英梨々の表紙から犯罪臭がすると言っていましたが、確かにまあこの絶対領域とか小学生とは思えないくらいの肉の食い込み具合とかはまさしく犯罪臭がすると言っても過言ではないでしょう(深崎暮人先生どうもありがとうございます!)次巻を首を長くして待つことにしましょう!(あと詩羽先輩のことを貞○っていうのは絶対にやめましょう)

ノシ