我もまたアルカディアにあり
流石、江波光則、としか言い様がない
今回はディストピアものという定義になるだろう
働かなくても生きていけるアルカディアマンションを舞台にしたお話で、かなり複雑な構成をしていてわかりにくさも感じた
でも、やっぱり面白い
書かれているのはひたすらに狂気で酷いとしか言い様がないのだけれど、俺は個人的にここで生きていくのも悪くないと思った
なんというか凄まじい
期待していた以上のものが読めたと思っている
まあそもそもあらすじすら読まずに、江波光則という名前にだけ期待していたとも言えるのだけれど
とりあえず一言だけ残すならば江波光則は期待に応えてくれるでしょうってことだけですかね、働かなくてもいいなんて素晴らしいと思う
ノシ