RINGADAWN-幽霊街と呪い笛吹き-
書きたかった感想シリーズ第二弾!
さて、一般的な封建制度下の貴族はどのようなイメージだろうか
重税圧政、放蕩生活、職務放棄、権力闘争
こんなところだろう
けれど、それは腐敗した政治である
本来の貴族の責務は民を導くことだ
本作の主人公は三人
イセリナ・フィーリア・ガラードル
カミナ・シュート・クルス
ノルン・アコース
貴族と貴族と騎士だ
物語は謎の幽霊街から始める
幽霊街には人がいない、幽霊街には近づいていけない、幽霊街が伝染する
そんな御伽噺のようなことが実際に起きたことが発端となる
幽霊街に関する調査行が始まり、その影で巨大な陰謀が巻き起こる
そして、物語をたたむのは呪い笛吹きだ
概要はこんなものだ
彼も彼女も願いをかけている
か細く伸びる儚い、儚い願いだ
そしてノルン・アコースは騎士官として付き従う
羽根という名を冠する彼女は剣を振るう
街から人が消える幽霊街、その背後で渦巻く謀略、そして三人の行き着く先には何があるのだろうか
彼らの進むべき道を見守って頂ければ、幸いだ
ノシ