泣き言 in ライトノベル

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東池袋ストレイキャッツ

 やっぱり杉井先生は最高だぜ!なお人格

 

 

 

まあ気にしないし

なんか杉井先生の地の文って結構落ち着くんだよね

『CDケースの厚みがだいたい1センチだということを、僕はその夜はじめて知った』(原文まま)

どうでもいいような豆知識から入って徐々に言いたいことを言っていくみたいな地の文は何か好き、理由はわからないけど

敢えて分析するならばどうでもいい無駄知識ってへえって感じで引き込まれる気がするんだよね

で、徐々に言いたいことへと自然な流れで誘導するって感じかな

とまあなんでこんな分析から入っているかというと五章構成のうち四章を既に電撃マガジンで読んでいるからであって今更特筆して語ることもないかなって

まず一章

セミアコースティックの幽霊

キースとの出会い、ミウとの関係性の進展、そしてライブ、逃げ込んだ先で居場所を作ろうとしているハルがなんかいいね

あ、でもヒロインも主人公も典型的な杉井ヒロインです、はい

二章

アンプラグドの涙

そして別れ、逃げ込んだのではなく進もうとした結果としての池袋という居場所、確かにここにいる彼らはろくでもない奴らなのかもしれない、だからこそ、爪弾き者どうし仲良くすることができる、それは汚くても尊いものだと思うのですよ

三章

空飛ぶ最終列車

神メモかな? まあ、珍しく探偵ごっこ回、池袋で鳴いている猫たちを束ねるボス、夢を見ることは簡単で、夢を諦めることはもっと簡単、そして大切な人により良い自分を見せたくなるのもある意味では当たり前、けれど、夢をどこまでも追いかけることができるということはとても大変なことなんだと思う、そんな関係を紡ぐ一冊のノートの話

四章

そばで見つめていたい

彼らはイリーガルな存在である、有り体に言ってしまえば道路交通法違反、池袋の猫たちは国家権力に見逃してもらっているに過ぎない、だからこそ彼らは鳴いていられる、国家の犬と池袋の猫、そんな絡み合うことのないはずの裏の物語

五章

野良猫は明日を知らない

小峰由羽、デビューから連続ミリオンを叩き出した怪物、そんな彼女も池袋に来てパーカーをかぶれば一匹の猫、ミウになる、そんな当たり前、小峰由羽はアンバランスだ、優しいはずの厳しさ、厳しいはずの優しさ、そんな煩わしさから逃げられるのが池袋という街、野良猫という存在、だから彼女はそれを歌に乗せる

 書いていてなんだけどなんだこれ

恥ずかしいことばっかり書いてるわwwww

解説しようとしたのかな?

まあ、流石だよ杉井先生は

来月は神様のメモ帳、最終巻

ノシ